This is between us.

某有名サイトや某wiki、その他フォルムを調べた所、全ての銃の移動中含めADSの最大拡散値は1.5との事です。
スタビー補填・スタビーの拡散軽減効果その2

このような記事を見たのでちょっと調べてみました。

追記：春パッチによりADSの最大拡散値が武器によってばらばらになったようです。またスタビー/エルゴグリップの効果にも変更が加えられました。したがってこの記事の内容は現環境とは一部異なる情報になります。

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日本語サイトでは最大拡散値について言及しているサイトがどこにも見つからなかったので渋々英語サイトからも探したところ、symthicのforumにてそれらしい情報を見つけました。
→Max ADS Spread
ここによると武器データ(LSAT)の内部値は以下のようになっているそうです。

Zoom::GunSwayBaseMoveJumpData <<< ADS  BaseValue::GunSwayDispersionData <<< Stationary   MinAngle 0.3   MaxAngle 1.5 <<<   IncreasePerShot 0.085   DecreasePerSecond 15.0  Moving::GunSwayDispersionData <<< Moving   MinAngle 2.0   MaxAngle 1.5 <<<   IncreasePerShot 0.085   DecreasePerSecond 15.0 Max ADS Spread

MaxAngle、という項目が最大拡散値ですね。 そのレスでは「デフォルトでは最大拡散値は1.5で、拡散値は移動速度に依存しADS移動では最大移動速度がでないために実際はそれよりも低い値になる」、と書かれています(多分)。 ただ、このレスのリンク先は移動時最小拡散値の公式を示しているので、「拡散値は移動速度に依存し～」のくだりは最大拡散値について考える場合気にしなくてよい要素だと思います。

気になるのは移動時のMinAngleが2.0ということですが、レスのリンク先にはこのような公式が書かれています。

ActualMoveMinSpread = ((MoveMinSpread – BaseMinSpread * [stationary spread mods]) * [moving spread mods]) + BaseMinSpread * [stationary spread mods],

[stationary spread mods] = { heavy barrel, bullpup modifier }
[moving spread mods] = { ADS_speed_mult , MoveBullpupModifier (1/0.75), heavy barrel (1/0.67), ergo (1/0.5) }

where ADS_speed_mult:
0.5*1.0 – forward normal
0.5*0.75 – strafing/backwards normal
0.75*1.0 – forward bullpup
0.75*0.75 – strafing/backwards bullpup
Moving ADS spread values

つまり実際の最小拡散値はこの式で得られ、MinAngleは上記式で言うMoveMinSpreadに当たる係数として使われる、ということだと思います。 間違ってたらゴメンナサイ。 ちなみにこの式に当てはめて考えると、LSATの横移動時拡散は0.9375になります。

最大拡散値の話から少しずれましたが、結論としては最大拡散値は武器、静止/移動を問わずADS時1.5、これはマズルブレーキやスタビーグリップなどの最大拡散値が変わるアタッチメントを付けない限り固定、ということになります。

静止時のヘビバレとスタビーについては最初に示したブログで計算されていたので、移動時ADSでエルゴとスタビーどちらが良いのか？ということを調べてみました。 上記公式が正しいと仮定して最小拡散値はそれを用いて導出しています。 対象武器は自分がよく使うM16A4とM240Bについてです。
M16A4は8発目、M240Bでは4発目の時点でスタビーがエルゴの精度を上回るという結果になりました。

M240Bは以下のとおりです。